Lovely Trip

【第5章・・<もう一つの世界>】

日本から知人がバンコクに到着した。「三十路過ぎでアジアに目覚めたタフガイ・タケ」とその仲間達。タイならではの面白スポットへ彼らを案内することになった。

何度か場所を見たことはあるが、入店が目的で向かったのは私も今回が初めて。パッポンにほど近い路地を1本入れば、その筋のパラダイスがそこに存在する。今回の目的地は「GOGO BOY」

簡単に言えば、「GOGO BAR」(主に男性向けのスーパー娯楽バー(笑))の男性版の様な場所だ。

刺激が強すぎるというタケさんの判断により、仲間達の間でアジア在住経験(とはいっても真面目な駐在員だった)のある1名が同行することになった。彼の名は……伏せておこう。

3人は不慣れな雰囲気の路地をひとかたまりとなり、若干怯えつつ辺りをキョロキョロしながら進んでいった。看板には「男のウリセン」などいかがわしい言葉で溢れ返っている。途中数名の日本人女性ともすれ違った。彼女たちは若くはなく小太りだった。

最初に入った店は薄暗く客は皆無だった。私達は冷やかしでないことをアピールするために3人共「お仲間」のように振る舞った。黒ビキニ1枚の若者が壇上のステージで股間の大きさをアピールする。もちろん他に客がいないわけでターゲットは私達のみ。そのアピールは全く嬉しくないが、私達も喜びのジェスチャー。店には20名弱のBOYが出勤しており、ジャニーズ系からぽっちゃりまで選り取りみどりだった。

その場に馴染んできた私はオーナーに気がかりな質問を投げかけた。
「どっちなの?」
純粋な疑問だと思う。あまり多くは語れないが、男性役、女性役、両党、交渉しだいとのこと。ちなみに連れ出し料金は約千円でその後は交渉次第。あくまでも自由恋愛的な要素が強いように感じられた。興味がある男性、女性は行ってみる価値はあるかも。ただ彼らの中にはナイーブな人も多くいるので偏見をもってる人には行ってもらいたくないと思う。路地裏の番人の話では、一番多いお客さんは日本人とのことだった。男女比は半々。


財布には日本人女性との写真がギッシリ。

2軒目は更にディープな穴場をせめることにした。専門のショーパブみたいな場所で、先ほどの店とは趣が異なっていた。

裸の男性がリンボーダンスを始めたり、怪しげなショーなどを披露していた。客も比較的多く、ほとんどが男性だった。

多くの客の目当てはプールショーだ。ステージの幕が上がるとそこには大きな水槽が用意されていた。その中で人気NO1の遊泳ショーが始まった。「ウォーターボーイズ」とかけ離れたどことなく艶めかしい泳ぎだった。店内の盛り上がりも最高潮の中、立派な髭を生やしたドイツ人にタケさんがちょっかいを出されたので逃げるように退席することになった。

この店は違かったが、番号をつけた水着の男性がガラス越しのプールで泳いでいる店も存在する。客が番号を指名して一緒に旅立つシステムだ。


隠し撮り1。写真撮影は厳禁。


隠し撮り2。危うく没収されそうになる。


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