Lovely Trip

【第12章・・<インレー湖1>】

ちぎれるような寒さで目を覚ます。暖房器具はなく、日が昇る前の早朝は死にたいぐらいの寒さだ。近くを散歩しながら身体を温める。

インレー湖付近にはかなりの宿があったが、価格の割に設備はあまり良くない。最終的に日本人が数人泊まっていた宿に泊まることにした。1泊3ドルで朝食付きだ。朝食は質素ではあったが、インレー湖が一望できる2階のテラスでの食事は、それなりに満足と活力を与えてくれた。毎度日本に帰るたびに同じような朝食を1度は作ってみるが、どうも味気がない。シチュエーションとロケーションは本当に重要なのであろう。


質素だけどうまいんだなーこれが。

ミャンマーに来て数週間、身体にも異変が起きはじめる。すっかりこの国の料理が好きになっていた私はもう毎晩モリモリだ。その結果、とんでも無い排便が出るようになっていた。量もさることながら、ビニールのような人工的な色で虹のようにカラフルな物が出始めた。そして非常にもっちりしていた。比較的ポジティブな私でも意外な物を生んでしまった時はガッカリしてしまう。

日中は町中を散策する。パダウン族(首長族)の村や民家におじゃましたりそれなりに楽しい。民家に入れてもらった時は尋常じゃないほど部屋が臭かった。当然そんな失礼な素振りは見せられないし、ハエだらけのお茶も美味しく頂いた。帰りにわかったのだが、民家の2階では豚を飼っていた。言葉が全く通じないのでお互い笑うしか無いのだが。民家の裏に流れている小さな川で皆で釣りをした。見たことのない魚が釣れ、一同大喜び。恐らくその日の晩飯になるのだろう。

夕方迷いながら歩いていると、パスタ屋に到着した。こんな所でパスタ食べられるとは思ってもいなかった。驚くほどマニアックな場所にぽつんとあるのだ。いささか大げさに言えば、「秩父にクラブopen」ぐらいの衝撃かな。

女主人がボローニャで修行をした本格的なパスタ。エッグプラント(茄子のような植物)withトマトソースを注文した。とても美味しく食したが、もちろんお客は私一人。マネージャーが色々話をしてきた。お客が来ないことや宿の人に宣伝してくれなど。暇な私はそう言う話が大好きだ。早速2人で集客大作戦を考える。朝早起きをしてのビラ配りや宿にチラシを置いてもらうなど、割引券を配るとか、スペシャルdayを作ったり、ドリンクサービスをやったりなど。とても楽しく話し込んだが間違いなく実戦してないと思う。マネージャーは一応深刻そうな素振りを見せるが、売上に関係なく月給制と言っていたので。

夜インターネットカフェの散策に出かける。この国は他の国と違い、かなり制約がある。話には聞いていたが、ここまでとは思わなかった。メールに関しては outlookしか使えず、それも送信のみである。その際も違法的にプロテクターを外しなんとか送信するらしい。もちろん受信はできない。当然WEBページの制約もかなりきつく、許可されたサイトしか見ることができないとのことだった。さらに金額も結構高かった。店のオヤジは「政府がバカだから何を考えているのか解らない。sorry」と謝っていた。当然私はサイトの閲覧をすることは出来なかったのだが。(ちなみに今現在の状況は知りません。当時ヤンゴンからはメールの送信は出来たのだが、友人には誰一人届いてがいなかった。)


インレー湖での水浴び。早朝でめちゃくちゃ寒いです。


2階にあったブタ小屋。暑いんでグッタリしてます。


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