Lovely Trip

【第17章・・<THE 安宿>】

暫くミャンマー北部を周り、出国のため久々にヤンゴンへ戻ってきた。国内線ヤンゴンエアーに乗ってきたのだが、座席は自由席でシート何番は存在していなかった。落ちなかっただけでも感謝しないと。


空港内の移動バス。日本語の広告もそのまま残ってる、日本の路線バス。

桃ちゃんに教わった、安宿に泊まることにする。次の日出発だったので、部屋も見ずとにかく1番安い部屋を選んだ。これが大失敗。ベニヤで出来たようなベットしか無い部屋。あと2ドル出せばエアコン付きの部屋だったのに。今まで泊まった宿の中でもトップレベルに入るだろう。

身体が疲れ切っていたので、昼寝をしたが停電が起き唯一のファンが止まってしまったようだ。久々に全身水を被ったような汗で目を覚ました。
ドイツ人の夫婦や宿のボーイさん達と、いろんな話をした。ドイツ人夫婦とは明日早朝タクシーをシェアして空港まで行くことになった。ボーイは22才と23才でそれぞれ月給は10ドルと15ドルと話してくれた。いずれホテルのオーナーになりたいと笑顔で語ってくれた。陰ながら応援したいものだ。

夜、インド人が開いているラッシー屋に行った。軽―く精算時にぼられらたが、悪い人では無かったので、大目に見よう。ちなみに彼の出身地はカルカッタ。それよりここで同席していた親子のおかーさんに気に入られた。ミャンマー人で比較的裕福に思える身なりだ。言葉は通じないので、オヤジが通訳をしているが、とにかく家に来ないかと誘われている。「娘の彼氏に」的な話だ。娘さんはふっくらしていたが可愛かった。明日出国しなければ行きたいところだが、今日はとても無理そう。丁重にお断りしているはずだが結構しつこかった。なんとか話が付くと娘さんが右手の甲にキスをしてくれた。付いていったら危うく結婚させられたかも知れない。いやそれも悪くないかも(笑)。

早朝待ち合わせの時間に数分遅れただけで、ドイツ人の奥さんにキレられた。
もともとシェアなんかしたくいところ、強引に言ってきたくせに。お陰で空港までの車内はピリピリムード。腹いせに窓締切でタバコを吸ったら、「消せ!!」とわめかれもう最悪。タクシー代は2等分の話だったが、3分の1だけドライバーに渡した。そもそもおかしな契約内容だ。ギャーギャーわめいていたが、全く取り合わなかった。着いたときにバックパックを蹴られた。
一瞬殺意を覚えたが、挑発に乗らず笑顔で「thank you」と言ってあげた。彼女は鬼のような顔をしていた。全く死んで欲しい。

なにはともあれ、バンコクを経由して、シンガポールの空港まで来ることが出来た。インドネシアからのokチケットがリクエストになっていたのに驚きはしたが、無事変更してもらえた。

バンコクの待ち時間には、もちろんジャンクフードを食べツナパイを買い込んだ。セブンイレブンに売っている、ツナパイが大好きなのだ。熱で温めながらクルクル回っており、他にパイナップルやチキンなどもあるが、私はツナパイがお薦めだ。知らない方は是非食べて貰いたい。

シンガポールには22時ぐらいに到着した。翌朝インドネシアのメダンに出発のため空港で夜を明かすことに。シンガポールには何度か来たことはあるが空港は初めて。無料のインターネット、有料の綺麗な仮眠室、そしてsmokerに優しい、快適な喫煙所。オープンスペースにも喫煙所が用意されておりすこぶる快適であった。
極度の疲労のため、何度も座り込んで寝てしまう。空港で知り合った人達に助けられ、なんとか出発ゲートまで向かった。寒気が始まり、嫌な咳も出始めてきた。


ヤンゴンで泊まった安宿。実に狭かった。


そして暑かった。


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