Lovely Trip

【第18章・・<初 インドネシア>】

午前中にインドネシアのメダンに到着した。せっかくなので、バリなどがあるジャワ島に行きたかったのだが、ちょうど日程的にラマダン明けだったらしくどうしてもチケットを購入することが出来なかった。

疲労のため、身体はボロボロ。トイレに行ってみると案の定凄まじく下っていた。その上脱水が酷い。インチキポーターが荷物の奪い合いをしているが、いつものように構う元気もなく無言でバッグ引ったくる。かなりくたびれた唯一の両替所で幾らかの換金を済ませ、外に出てそのまま市内のホテルへ向かってもらった。


メダン空港の両替所。

清掃中のためすぐにチェックインさせてもらえず、取りあえず荷物だけ預けて近くを散歩することにする。

ペチャ(3輪タクシーのような乗り物)に乗り他の宿のチェックに向かった。2、3件まわったが、異様な暑さと体調のせいで、冷たい液体が体の中から吹き出してきた。限界を感じホテルまですぐに戻ることにした。ペチャのオヤジはとんでもなく不当な値段をふっかけてくる。弱り切ってる人間に対してここまで非道に慣れる彼らに敬意すら覚えてしまう。取り合う元気もなく無言で金を払わず、ホテルに入った。

部屋までスプライトと氷を持ってきてもらう。氷はかなりやばい味がしたが、とにかく冷たい物が欲しかったため、グラスに入れギンギンに冷やし一気の飲み干した。直後腹痛が起き、トイレに走り、用を足す。しばらくはこのくり返し。

ペチャのオヤジが金の請求のため部屋までやってきた。なんてうざいんだろう。それもさっきと同じ金額をわめいているではないか。ドア越しから何度もケリを入れたが全く帰ろうとはしない。怒りの限界に達した私はドアを開け請求されている紙幣を見せ、目の前で粉々にちぎり投げ捨ててやった。すぐにドアを閉めそれ以降は全く相手にはしなかった。

よく【世界3大~】とかあるが、【世界3大リキシャとかがウザイ国】の1つにこの国は絶対にランクインすると思う。残りの2つはインドとベトナム。特徴として、取りあえず乗せてしまい、後で必ずもめる戦法。道を聞くだけでも、言葉を交わすものならば、取りあえず乗れと言う。

3時間ほど爆睡をして、目を覚ました。身体が鉛のように重く動けない。足に力を入れたとき左足のふくらはぎが吊った。痛さのあまり力んだ拍子に、ゆるゆるの肛門から便がこぼれ、同時に強烈な吐き気をもよおした。あまりにも悲劇的な状況だ。当然動けるはずもなく、横になったまま凄い量の水分をベッドに吐き続けた。体温を測るとかるーく40度を超え、エラーのマークが表示されていた。バファリンだけ飲み、汚物で冷たくなっているシーツに顔を付け眠りについた。

翌朝昨日の苦痛がウソのようになんていくわけはなく、身体はとにかくだるく、重い。シャワーを浴び、咳止めを飲みひたすらベッドで横になっていた。
タイではいつも、咳止めと喉痛薬を買うがこれがとても効く。もともとタイの薬は日本のそれと比べて成分が強いのだが、この2つはとにかく効く。咳止めにいたっては本来出ないといけないような咳まで止めてしまうので、逆に苦しくなってしまうほどだ。日本で病気なった友人に何度も勧めたことはあるが、誰も飲みたがらない。全くもって不思議なのである。

数日そのような症状が続いたが、なんとか良い方向に向かいだした。恐らく栄養を付けるために食事をとらないといけないのだが、食欲がないうえ、インドネシアバージンの私にはいささかヘビーすぎた。日本食屋は皆無であり、生野菜も恐かった。そんな私に食欲と栄養を与えてくれたのはやっぱりマックだった。宿から近い場所に幸運にもマックはあり、最初のうちはホテルのスタッフに頼んで、最後の方は自分で買いに行けるようになった。本当にどんだけマックすきなんだよーって感じですよね。


電柱に貼られていたチラシ。あるんですねこんな場所にも。恐らくホテトルだと思うが。


【バックナンバー】


★アジア「裏」旅行の感想は「ちょー広場」まで!